針 夜光入れ

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針 夜光入れ 時計 修理 (腕時計 修理)分解掃除(OH) 風景

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古い時計を修理していると避けては通れないのが、針の夜光入れです。
経年劣化で夜光がぼろぼろになり針から剥離して無くなっているものをよく見ます。

夜光を入れる事自体はあまり難しい作業ではありません。
材料屋さんに行けば、写真の様な夜光入れのキットが売っています。

色もさまざまあり、同じ色を塗ってあげればいいだけです。
しかし、古い時計に新しい夜光を入れると違和感がかなりあります。
アンティーク時計にこだわりを持っている方は、これを物凄く嫌がります。

全体の雰囲気のバランスが大事なアンティーク時計ですから当然かもしれません。
今回はいかに夜光の古びを再現するかです。まず、最初にベースになる夜光をいれます。大概の場合ホワイトが多いです。これをしっかり乾かします。

次にあるペンで少しずつ色を重ねて色を合わせていきます。特に特殊なペンと言う訳でもなく、ちょっと大きな文具店にはあるものです。

あとは乾かせて完成になります。今回の古び夜光は単色で出来る簡単なものでしたが、写真にあるホイヤーの時計はクロノグラフのセンターセコンド針に合わせて時分針に夜光を入れてみました。

シミまで再現できるとグッとリアリティーが増します。

参考作業料金 夜光古び加工仕上げ 1本4000円~

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