時計メーカー探究 ロレックス編①

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時計 修理 ROLEX ロレックス 

今週から時計メーカー探究として様々なメーカーを紹介していきます。まず、第一回はロレックスです。

高級時計の代名詞的な存在であり、これほど世界中で知名度がある時計もなかなか無いと思います。
時計雑誌等で語り尽くされた感はありますが、時計その物しか知らないと言う人は多いと思いますで、改めてその歴史を簡単に紹介します。

1905年、ロレックスの創設者ハンス・ウィルスドルフが、同社の前身ウィルスドルフ&ディビィス社をロンドンに設立する。

1926年 オイスターと呼ばれるねじ込み式の裏蓋をもつケースを開発する。
当時の時計は非防水の時計しかなく水はもちろん湿気や汗にも弱かった。
金属の塊を削りだし堅牢なケースにねじ込み式の裏蓋とリューズの組み合わせは高い防水性を獲得し、水の問題から解放されたのである。この発明は時計史に残る大発明である事は疑いの余地はない。

1930年頃には、ゼンマイを巻き上げる自動巻きローターが半回転であった当時、全回転するローターを開発することでゼンマイの巻き上げ効率をあげた。
今の自動巻き機構はロレックスに始まったと言っても過言ではないと思う。

1945年、瞬時に日付が変わるデイトジャスト機構を開発し、これも突出した発明であった。
この時点で、今のロレックスの基盤となる技術は完成されおり設立から僅か半世紀である。
たゆまぬ開発精神こそがトップに君臨する所以かもしれない。
それから、サブマリーナ、エクスプローラー、GMTマスター、デイトナなど様々なモデルが登場するが、ロレックスと言う王冠マークをシンボルとしたそのデザインの一貫性は、オイスターケースが誕生からいかに完成されたものであるかの証であろう。

簡単な紹介になりましたが、何故ロレックスが世界中で知れ渡っているのか、その一端を感じ取れたのではないでしょうか?

次回は内部機械を見てみましょう。お楽しみに!

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