時計メーカー探究 ハリー・ウィンストン編 ①

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時計メーカー探究 ハリー・ウィンストン編 時計 修理 (腕時計 修理)風景

時計 修理 Harry Winston ハリーウィンストン 

今回は、ハリー・ウィンストンになります。ハリー・ウィンストンがアメリカで宝飾デザインナー、宝石商として起こした会社で、現在は創業100年以上の最高級宝飾品ブランドとして世界中に知られ、多くの富裕層や有名人が顧客となっています。
かつて、45.52カラットの世界最大の青いダイヤモンド「ホープ」(ルイ14世やマリー・アントワネット等の有名人も所有していた)を所有していたことでも有名で、後にスミソニアン博物館に寄贈されました。
時計作りのきっかけは多くの顧客から豪華なジュエリーに相応しい時計が欲しいと言う要望を受けた事から始まり、1989年からの誕生となります。
いわゆる宝飾時計がメインですが、写真のようなプロジェクトZと言われる高度な革新技術と精密時計作りの伝統を融合した限定シリーズも出ており、宝飾ブランドだけあってケースの素材にザリウムと言う宇宙航空業界のみで使用されているチタンよりも硬く耐食性に優れた特殊素材を用いたりしています。
他にも、毎年発表されるオーパスシリーズは独立時計師との限定コラボレーションモデルで、機械式時計の可能性の限界に挑戦し、様々な時の表現方法で楽しませてくれます。
この様に、ただ宝飾ブランドが時計を作っているのとは違い、時計に対する真摯な姿勢を見る事ができます。

それでは、次回は機械の方を見ていきましょう。お楽しみに!

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